目的と目標
目的と目標と聞いて自分の中ではっきり説明できますか?
はっきり説明できなかったり、目的と目標がしっかり設定できていなかったりすると自分がどうしていいかわからなくなってしまうことがあります。
そんな目的と目標を考えていきましょう!
目的
目的は、最終的にどうなりたいかを指します。
ここでポイントなのが、最終的にということです。
途中の過程のことは考えず、最後の結果の部分のことを指し、今はまだ達成できていないことを目的にします。
目的を持っていないと、今やっていることが他人事になってしまいます。
例えば、3人の大工さんがいたとします。
「なにをしているのか?」と聞かれ、それぞれこう答えました。
「釘を打っている」最初の男はそう答え、2人目の男は
「金儲けをしている」。3人目の男は
「後世に残る町のシンボルとなるビルを造っているんだ!」と答えた。
1人目の男は目的もなく、ただただ釘を打つ作業をしているため、目的もなく、ビルを造ることもまるで他人事のようです。
2人目の男は、仕事をして金をもらうという目的のため、作業をしていますが、ビルを造ることには他人事です。極端に言えば、金儲けができるならビルを造る仕事でなくても、良いということです。
3人目の男は、後世に残る町のシンボルとなるビルを造るという目的もあるし、ビルを造ることも自分のこととして捉えることが出来ています。
「ビルを造る」という仕事においも、「自分ごと」か、「他人ごと」になるかは目的を持っているか否かということになり、それにより仕事のやる気にも関わってきます。
目標
目標とは、目的を達成するための通過点です。
皆さんが生きている中で目標は目に入りやすいものとなっています。
一つ目の目標は比較的作業をしていても比較的意識することはできますが、二つ目以降になると、今やっていることで手一杯でなかなか意識することが出来ません。
それと同時に義務的、受動的になりやすくもなっています。
義務的受動的になっている時点で自分で生きているのかと疑ってしまいます。
また、会社などでの目標が数値目標だけになると疲れてしまうので注意が必要です。
目標はあくまでも目的を達成するための通過点であることは忘れてはならないことです。
まとめ
目的と目標を調べてみましたがそれぞれ役割があって気をつけないといけないところもありました。
皆さんも是非目的と目標を考えて仕事や勉強を取り組んでみてください。